尿中尿酸溶解度は尿pHの影響を受けやすく、酸性側では溶解度が低下します。
痛風、高尿酸血症の患者においては、酸性尿(pH6.0未満)をともなっている場合が多いことが知られており(8割程度)、酸性で溶解しにくい性質をもつ尿酸が析出して尿路にたまると、尿路結石や腎障害を起こしやすくなります。
尿酸には、アルカリ性側で溶けやすく酸性側では溶けにくいという性質があります。pHを6段階に調整した尿に同じ量の尿酸を加えて溶解度をみた実験では、中性に近い尿ほど尿酸の溶解度が増しています。


(出典)GrÖbner W et al:
Postgrad Med J 55 Suppl 3, 26-31, 1979




