痛風発作が起こったら、なるべく安静にし、患部を冷やしましょう。
痛風発作は急性の関節炎です。発作時は、消炎鎮痛剤を服用し炎症を抑えます。痛風発作の治療では、「パルス療法」といって、消炎鎮痛剤を短期間に限り比較的多量に投与して炎症を鎮静化させることがあります。この場合は、副作用に十分に注意しながら内服します。
また、同様に炎症を抑える目的で、内服や注射でステロイド剤を使用することもあります。
なお、痛風発作を初めて起こした場合には、発作がおさまるまで尿酸降下薬は服用しません。再発の患者さんで、既に尿酸降下薬を服用している場合には、発作中もそのまま継続して尿酸降下薬を服用します。